Monday, February 20, 2017 06:11

正確な勤怠管理を行う重要性

勤怠管理とは、従業員を雇用している企業が従業員の就業状況を管理する事です。勤怠管理では、従業員が何時に出社して何時に退社したかという勤務時間の管理や、従業員がどの日に出勤してどの日の休暇を取ったか、また休暇を取ったのであればその理由は何かという休暇の管理を行います。適切な勤怠管理を行う事は、従業員を抱える企業にとって非常に重要な事です。その第一の理由は、勤怠管理を通じて従業員の勤務評価が行えるという点です。

勤怠管理を行っていると、どの従業員がどれだけの休暇を取得したかとか、どの従業員がどれだけの残業をしたのかという事を把握する事が出来ます。休暇を取らず、残業を多くしている従業員が必ずしも有能とは限りませんが、一生懸命働いている従業員とそうでない従業員の判別を行う事が出来ます。従業員の中には仕事をずる休みしたり、与えられている有給休暇日数以上の休暇を取ろうとする人もいますが、勤務管理をしっかりと行っていれば、それを見抜く事が出来るのです。企業にとって適切な勤怠管理が重要だという第二の理由は、労働管理局に対し、従業員を適切な条件で働かせているという事を証明する事が出来るという点です。例えば、企業が雇用している従業員が企業に対して不満を抱き、労働管理局に労働基準法で定められている労働時間以上に働かされていると訴えたとします。

この点、勤務管理をしっかりと行っていて当該従業員の勤務状況をしっかりと把握しておけば、労働管理局に対して抗弁が出来るのです。一方で、勤務管理を行っておらず、従業員の勤務状況を把握していないと、労働管理局に対して従業員を適切な条件で働かせていたという抗弁が難しくなってしまうのです。労働管理局に不適切と判断されると、従業員に対して賠償金を支払う必要が生じるので会社にとっては損失となります。このような損失の発生を回避するためにも、適切な勤務管理を行う事は非常に重要なのです。尚、勤怠管理の具体的方法ですが、一昔前まではタイムカードを使って従業員に始業時間と就業時間を報告させるという方法が一般的でしたが、最近では会社のエントランスに自動ドアを設けて従業員の入退勤をシステムで自動的に管理する方法や、会社で使用するパソコンの使用時間をトラックして、従業員の就業状況を管理するという方法も出てきています。勤務管理システムの導入にはコストがかかりますが、タイムカードでマニュアルで管理するよりは正確な勤務管理が可能です。